10代の脂性肌におすすめ洗顔石鹸ベスト3!思春期ニキビの対処法

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余談:脂性肌に合う石鹸とは

ここから先はマニアックな話なのでお時間のある方・興味のある方だけ読んでいただければ。こういう考え方もあるのか程度に見てくださいませ。

若者の脂性肌に使う石鹸を考えたとき、できるだけ洗浄力があって余計な脂質を残さないことを念頭に置きます。そして汚れを包み込む泡立ちも大切です。

石鹸の性能・個性を分けるのは「製造方法」「原料油脂」です。

不けん化物のない「釜炊き鹸化法・塩析」

洗浄力を出す製造方法は釜炊き鹸化法で塩析することですね。塩析をしないとグリセリンや遊離脂肪酸などの不けん化物が残ってしまうので洗浄力は低下します。なので今回ランクインした3つの石鹸はすべて釜炊き鹸化で塩析ありのものを選んでいます。

コールドプロセス石鹸・塩析をしていない石鹸(炊き込み)は脂性肌には向かないと考えています。塩析をしないと石鹸に遊離脂肪酸が残る。この遊離脂肪酸がクセ者です。

遊離脂肪酸が肌に過剰についていると、皮膚刺激の原因になると言われています。カプリン、カプリル、ラウリン酸の刺激性は知る人の多いところですが、人の皮脂に含まれているオレイン酸も遊離状態になれば刺激要因になる、という発表があります。

ただオレイン酸はもともと皮脂膜に存在するものなので、遊離脂肪酸があること自体は問題ではありません。通常なら肌のバリア機能・弱酸性にしてくれるものです。過剰になるのが良くない、と。やはり塩析済みで遊離脂肪酸のない純石鹸を選ぶのが良いのではないでしょうか。

脂ギッシュな肌に過剰オイル分は今ひとつ、という当然の感覚にたどり着くというか。

皮脂を調節?脂肪酸

皮脂の生成をしている「皮脂腺」の増殖にかかわる脂肪酸があります。皮脂腺を増やすのがリノール酸、抑制するのがパルミチン酸と言われています。

脂性肌なら皮脂腺を少し抑えるくらいがちょうどいいのかと。ということで、パルミチン酸を含む原料油脂の石鹸を選ぶとベターなのではないでしょうか。乾燥肌のかたには逆効果なのでご注意ください。

パルミチン酸が比較的多く、リノール酸が少なめなのは動物性油脂(牛脂・ラード・馬油)、カカオバター、ミツロウあたり。

カカオバターやミツロウは高価ですし、保湿効果を期待して配合するレシピがほとんどなので実質は動物性油脂だけと考えてもいいかも。

泡立ちにはやっぱりヤシ油

ほとんどの石鹸に使われているので今更どうこうないですが、モコモコとした泡を立たせるならやはりヤシ油(ココナッツ)ですね。

ヤシ油に含まれるラウリン酸が泡立ちを良くしますが、これも遊離状態での皮膚刺激が気になるので配合率が高くないものや塩析ありを選ぶとより安心じゃないかと。

冷水や硬水でも使いやすいというメリットもあるので日々の使用感に貢献してくれます。

脂性肌にはシンプル石鹸が良い

石鹸といえばコールドプロセスの手づくり石鹸が一番!というイメージもあったりしますが(私だけ?)、オイリー肌には合わないんじゃないかな、というのが正直なところです。

純粋な石鹸分できれいサッパリ、がシンプルイズベストなのかも。