失敗しない石鹸シャンプーの方法!基本とコツを徹底解説

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髪や地肌にやさしく、スッキリ洗えると評判の石鹸シャンプー。

慣れるとやみつきになるものの、慣れるまでがちょっと…でもあります。

なにを使ったらいいか?気をつけることは?
石鹸シャンプーをするにあたって必要な知識・よくある疑問・コツをまとめました。

最後まで読んでいただければきっと上手に石鹸シャンプーができるようになりますよ!正しい使い方で頭皮も髪も健康に洗い上げましょう!

 

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石鹸シャンプーの基礎知識

最初に石鹸シャンプーの基本的な知識をおさえておきます。

すでにご存知かもしれませんが、おさらいとして流して見てください。

石鹸シャンプーをするために必要なもの

  • 石鹸
  • 石鹸シャンプー用リンス(クエン酸・酢でも可)
  • シャンプーブラシ(あれば)

必要なものです。使いやすいのは液体石鹸で、コストパフォーマンスがよいのは固形石鹸。初めてなら液体石鹸がおすすめ。

石鹸シャンプーには専用のリンスを使います。石鹸は弱アルカリ性のため髪のキューティクルが開いてきしんでしまいます。短髪のかたは気にならないかもしれませんが、ロングヘアであればリンスは必要でしょう。専用リンス商品やクエン酸、酢などを使います。

シャンプーブラシは頭皮を傷めにくく、きしんだ髪を洗い流すときに便利。あればベターという感じです。

合成シャンプーと石鹸の見分けかた

液体石鹸:脂肪酸カリウム、カリ石鹸素地、水
固形石鹸:脂肪酸ナトリウム、石鹸素地、純石けん分

石鹸の成分はとてもシンプル。上記の成分だけか、加わっても精油・植物エキスなどの商品を選べば問題ありません。

合成シャンプーには合成界面活性剤をはじめ、長々と成分が入っているので見分けやすいと思います。

せっけん」とハッキリ商品名に入っているというのも判断の基準になります。

商品による石鹸シャンプーの違い

各メーカーが出している石鹸シャンプーはなにが違うのでしょうか。差別化できるポイントは3つ。

  • 固形か液体か
  • 液体の場合、ポンプで液体と泡どちらが出るか
  • 原料の油脂がなにか

固形か液体か

固形ならボディと併用することもできますし、石鹸の濃度が濃いのでコスパがよいです。ただし水分量が少ないので、自分でお湯をつけながら泡立てる必要があります。

液体石鹸はボトルに入っているので使いやすく、泡立てやすい濃度になっているのがメリットです。

ポンプ式なら液体が出るか泡で出るか

液体石鹸が入っているボトル。液体のまま出るタイプと泡で出るタイプがあります。泡で出るタイプは扱いやすいですが、若干コスパがよくない傾向です。

原料がなにか

最後に原料。石鹸の性質(洗浄力・微量成分の違いなど)を決めます。
石鹸シャンプーのつくりは2パターン。油脂をそのまま石鹸化しているか、油脂の中の脂肪酸を取り出して石鹸化しているかです。

細かく説明すると長くなるので、ここでは「原料によって使用感が違う」「オリーブオイルなど、一部の油脂・脂肪酸には洗浄力や保湿性などの特徴がある」くらいを覚えておけばいいかと。特徴がある場合は製品ページに載りますしね。

参考:脂肪酸と油脂の効果について

 

石鹸シャンプーの手順

石鹸シャンプーの手順は以下の通り。

  1. (髪が長いならブラッシングしておく)
  2. お湯で髪をよく洗い流す
  3. 石鹸を頭につけ、頭皮で泡立てる
  4. しっかり洗い流す
  5. 石鹸用リンスを髪になじませる
  6. しっかり洗い流す

流れ自体はほとんどふつうの合成シャンプーと同じですね。

次に工程ごとのコツをお話します。

 

石鹸シャンプーのコツ

石鹸シャンプーに切り替えたほとんどの人は「かゆみが出る」「キシキシする」と感じます。

それは正しいシャンプーの方法を知らないから。
知らなさゆえに挫折してしまうなんて、とてももったいないです。ぜひ失敗しないためのコツをおさえましょう!

石鹸シャンプーのコツ

1.シャンプー前にしっかり洗い流す!

石鹸シャンプーをつける前に、しっかりお湯で髪を洗い流しましょう。

頭皮や髪についたホコリや汚れをざっと落とすためです。洗い流しが足りないと石鹸が泡立ちにくくなります。指の腹やシャンプーブラシで、髪の流れにそってすすぐと痛みづらいです。

ちなみに、工程1で「髪の長い人はブラッシングする」というのも同じ理由から行います。

2.石鹸は泡立てる!

泡が立つまで洗いましょう。石鹸の洗浄力は泡が立つくらいの濃度で発揮されます。

石鹸シャンプーに切り替えてしばらくは泡立ちづらく感じるかもしれませんが、それは髪に残った合成シャンプー成分・ホコリなどと反応しているからです。慣れてきても1度目のシャンプーでは泡立ちはイマイチだったりします。

泡立ちが悪く感じたら2度洗いをすると良いですよ。納得いくまで洗ってみましょう。

泡で出るポンプ式の石鹸シャンプーを使うと手軽です。
固形石鹸や液体石鹸は頭皮になでつける感じで洗います。水分量が少なすぎても泡立ちにくいので、固形石鹸はお湯を足しながら調節するとよいでしょう。

3.シャンプー後、リンス前にしっかりすすぐこと!

石鹸シャンプー後のすすぎもとても大切。
洗い流しが足りないと、石鹸カス(石鹸と水のミネラルが結合したもの)やベタベタした脂肪酸がたくさん付いてしまいます。石鹸カスが残るとかゆみや臭いの原因に。

石鹸シャンプーは非常に泡切れがよいので早く流しきった感がありますが、しっかり流しましょう。

4.石鹸用のリンスでキシキシしない!

髪の毛はアルカリ性に傾くとキューティクルが開く性質があるため、弱アルカリ性の石鹸で洗うときしみを感じることがあります。弱酸性に戻してあげればキューティクルも閉まって指どおりなめらかに。

リンスは必ず石鹸用のものを使ってください。合成シャンプーとセットのリンスやコンディショナーではダメなのでご注意を。

要は弱酸性になればいいので、クエン酸や酢を洗面器に小さじ1杯程度入れて溶かしたものをリンス代わりに使うこともできます。髪の量に応じて調節してくださいね。

石鹸シャンプーのリンスについては、酸性リンスの仕組み、きしみ対策とオリジナルリンスの作りかたで詳しく解説しています!

キシキシに悩むかたは、ぜひ併せてご覧くださいませ。

 

石鹸シャンプーよくある疑問

石鹸シャンプーをする前や、始めたけれどうまくいかない時などにありがちな疑問と答えです。

本当に汚れが落ちるの?

落ちます。

まず、界面活性作用で油分を浮き上がらせること。次に、弱アルカリ性なので更に効果を引き出せること。

アルカリ性は界面活性のはたらきを良くしたり、酸性と中和して汚れを浮き上がらせる効果があります。

関連:石けんと合成洗剤の汚れ落ち比較実験(手洗いでの実験ですがご参考まで)

いい香りはしないの?

完全無添加の石鹸なら、基本的に無臭です。
原料油脂によっては特有の香りがする場合があり、特に固形石鹸で感じられます。

精油(アロマオイル)やハーブエキスなどが入った石鹸もありますので、香りを楽しみたいときはいいですね。

精油などは合成香料と違って天然の香り成分なので、徐々に薄まっていきます。

臭いが残る・かゆみが出る?

せっかく石鹸で洗ったのに臭いやかゆみが出るなんて悲しいですね。

原因はおそらく、洗い残しがあるか、石鹸カスが残っていることでしょう。

手順通りに洗っていれば、余計な皮脂が残ることはあまりないはずです。しっかり泡立てているか?すすぎを適当にしてないか?見直してみてください。

石鹸カス対策で一番重要なのはすすぎですね。石鹸は薄まると界面活性作用がなくなって泡も消えますが、流し足りないと石鹸カスが残る可能性があります。

なお、あまりないケースかと思いますが、原料油脂が合わないということもあるかも?お使いの石鹸の原料油脂を知っておくこともヒントのひとつになるかもしれません。

パーマがとれる?ヘアカラーが抜ける?

石鹸で洗うとパーマ・カラーはとれやすくなると言えます。

パーマ・カラーの薬剤の多くはアルカリ性。アルカリ性で髪のキューティクルが開くことを利用してクセや色をつけています。(phだけの仕組みではありませんが)

石鹸もアルカリ性なのでふたたびキューティクルが開き、クセが伸びやすくなったり色落ちしやすくなるのです。

石鹸シャンプーは地肌・地髪にやさしいですがパーマやカラーとの併用は不向きですね。

ちなみに、石鹸シャンプーでいっときキューティクルが開いても、リンスや自然分泌される皮脂で弱酸性に戻るので痛みは気になりません。
個人的には石鹸で洗って傷んだ感覚はなく、逆に気持ちの良さを感じています。

合成シャンプーから切り替えたら、泡立たないしキシキシ…

そう、切り替えはじめを乗り越えるのが大変なんです。

長い間合成シャンプーを使っていた髪には、合成シャンプーの成分が残留しています。その状態で石鹸をつけると、まずその成分と反応するので非常に泡が立ちにくいんです。

さらに、傷んだ髪のキューティクルを開いてしまうのでキシキシ感も出やすい。今まで合成シャンプーやコンディショナーでコーティングされた髪に慣れているとなおさら…

ただ、そこで諦めるのはもったいない。
たとえ泡立ちにくくとも、キシもうとも。泡立つまで流し洗い、使っていくと石鹸は応えてくれます。

徐々に扱いやすい髪になっていくので、諦めずに使ってみてくださいね。

薄毛対策になる?

石鹸=薄毛に効くとは言えません。ただ、合成シャンプーが頭皮によいとも言えない。

合成シャンプーの合成界面活性剤(ラウレス硫酸ナトリウム)は、1分間すすぎをしても20%は残留してしまうという結果があります。合成界面活性剤はその強さゆえ髪や頭皮のたんぱく質と結合しやすく、残りやすいんですね。

界面活性剤やその他の成分がつき、浸透しやすくなる…地肌にいい影響があるとは思えなかったり。
石鹸は余計な成分がないので、地肌が持つ力をそのまま維持できる。だとしたら、毛髪の成長を妨げはしないということでしょう。

参考:石けんと合成洗剤 50の疑問: あなたは何を使って洗っていますか?

原材料の油脂はなにがある?どう違う?

油脂によってさっぱり・しっとり・泡立ちなどが変わってきます。

が使われていることが確認できます。

椿油とオリーブオイルはかなり似ており、オレイン酸という脂肪酸が多いため洗浄力としっとり感が高くなります。
馬油はさらりとした使用感になるリノレン酸が多く、肌荒れによいとされるパルミトレイン酸を含んでいるのも特徴です。

原料油脂が書かれていない場合は、パーム油・ヤシ油・牛脂が考えられます。石鹸によく使われる油脂で、洗浄力や泡立ちがよくなる定番です。
また、油脂から石鹸のもととなる脂肪酸だけを取り出して製造しているものもあります。

 

当サイトおすすめの石鹸シャンプー

石鹸シャンプーがいいのはわかったけど、結局何を使ったらいいの?

当サイトが自身を持っておすすめするのはこちらです!

安定のシャボン玉石けんです。カリ石鹸素地だけでつくられているので敏感肌のかたでも安心して使えます。ポンプ式なので使い勝手も良い、入門としてもリピートしてもよい石鹸シャンプーです。

香りを楽しみたいならパックスナチュロン 泡ポンプ式 シャンプーもいいですよ!ラベンダーやオレンジなどの精油を使って香りづけしています。泡で出るポンプタイプです。

 

石鹸シャンプーで本来の地肌と髪を取り戻そう!

石鹸シャンプーって、とにかく最初のとっつきづらさが問題です合成シャンプーに慣れていると指が通らないので驚きます。合成シャンプー、パーマ、カラー…髪に気を遣ってきた人ほど、石鹸でギャップを感じてしまう。

それでも本当の意味で髪を大切にするなら、石鹸を使ってみてほしいのです。一日二日で髪質は変わりませんし、洗いやすくなるまで数ヶ月かかったという方もいるようです。

でも、それだけの時間と手間をかける価値はあると思います。
よくわからない成分や香りにごまかされない洗い上がりに、「これが自分の髪なんだ」と感じられます。髪の毛の成長を妨げることもありません。

石鹸シャンプー、ぜひチャレンジしてみてください。そして、続けてみてください。本来の髪の美しさを取り戻しましょう!