【ドラム式・縦型OK】石鹸洗濯の基本と3つのポイント徹底解説!

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はじめての石鹸洗濯はハードルが高いもの。

  • 何を用意すればいい?
  • 汚れは落ちる?
  • 面倒じゃない?
  • 失敗しないか?

誰でも↑こんな不安がなく石鹸洗濯ができる方法をおつたえします!
…と胸を張れるよう、わかりやすくお話するつもりです。

一度はじめると戻れない、そんな石鹸洗濯の世界へようこそ!

石鹸洗濯をはじめよう

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石鹸洗濯のメリットとデメリット

最初に、石鹸洗濯をすると何が良いのか、困ったところは何かをお伝えしておきます。

メリット

  • 汚れ落ちがいい
  • 体にやさしい
  • 環境にやさしい
  • コスパが良い
  • 洗剤に迷わなくなる

石鹸の洗浄力だけでじゅうぶんに汚れは落ちます。蛍光剤の白さじゃなく、汚れが落ちた白さです。白い生地のものなんか凄く気持ちいい。

そして体や環境にもやさしい。化学合成された成分を使わないので敏感肌のかたや赤ちゃんがいるご家庭でも積極的に取り入れられています。排水に流れても水中のミネラルや微生物と反応・分解されるので自然に負担をかけません。

合成洗剤・柔軟剤・漂白剤がいらないのでコスパもよく、アレコレと新発売される洗剤メーカーの宣伝に踊らされなくなります。

石鹸は洗濯以外にも使いみちはたくさんあるので、持っておけばハウスキーピングに幅広く使えますよ。

デメリット

  • 粉が舞いやすい
  • 使い方が特殊(手間がかかる場合も)

粉石鹸は粒子が細かいので粉が舞うことがあります。こればっかりはどうしようもないので気になるならマスクなどで対処。しかし慣れます。

扱うときだけ息を止めてもいい。石鹸は人体に入っても分解されるので問題ないとされていますが、そう言われても気になりますよね(笑)

使い方はこの先の石鹸洗濯のやり方と手順で詳しく。

石鹸洗濯に必要なものは石鹸だけ

石鹸洗濯をはじめるのに必要なものは…

  • 粉石鹸or液体石鹸

だけです。

ほかにオプション?として

  • 酸性剤(クエン酸やお酢など)
  • アルカリ助剤(炭酸塩)
  • アロマオイル

なども、合わせて使うことで洗濯の幅を広げることが出来ます。

より柔らかくしたいときは酸性剤、汚れ落ちをよくしたければアルカリ助剤など自分好みの仕上がりにできるのも石鹸洗濯の楽しいところです。

石鹸の選びかた

どんな石鹸を使うのかは自由です。

粉と液体の二種類ありますがこの記事では粉石鹸メインでお話します。液体石鹸はちょっと高コストなので。

粉石鹸は原材料のアルカリ助剤(炭酸塩)の有無でだいたいの性質がつかめます。

粉石鹸についてい詳しい解説はこちらの記事をご覧ください↓

ドラム式洗濯機での石鹸洗濯の方法

ドラム式洗濯機の手順は、以下のとおりです。カンタンです。

  1. 洗濯機に洗濯物を入れる
  2. その上に粉石けんを振り入れる
  3. 水量高めで洗濯機をまわす
  4. すすぎは多め

ドラム式洗濯機は説明書に石鹸の使用法の記載がないことがほとんどですが、問題なく使えています。

ドラム式洗濯機に洗濯物を入れる

ドラム式洗濯機 粉石鹸洗濯

特に注意することはありませんが、あまりギュウギュウに洗濯物を詰め込まないようにしましょう。

洗濯物が多すぎると泡が立ちづらくなり、結果汚れも落ちにくくなってしまいます。

洗濯物に粉石鹸をふりかける

粉石鹸 洗濯

一度スタートボタンを押し、洗剤量の表示が出たら一時停止。

「水位高め」「洗い時間気持ち長め」「すすぎは2~3回」で設定しています。風呂水や温水を使うとより汚れ落ちが良いです。

単純に水量が多いほうが汚れは落ちますし、洗い時間を長くすることでしっかり石鹸が溶け、すすぎを多くすれば石鹸カスの心配もありません。

粉石鹸 洗濯

粉石鹸の量は商品のパッケージを参考に。(30Lあたり30~35gと表記してあるものが多いです。ドラム式は縦型より節水仕様なので、若干少なめの量でよいと考えます)

洗濯をしているうちに、泡の様子からだんだんちょうどいい量が見えてきます。
洗濯物の量や汚れの程度、水量などでも泡立ち・適度な粉石鹸の量は違ってきます。

…といってもそこまで気にすることはありません。
洗い時間をとって、ちゃんとすすげばほとんど問題ないです。

わが家ではすりきり1杯20gほどの計量スプーンで洗濯物の量にあわせて1~2杯を適当に入れています。適当で大丈夫です、泡立ちが悪ければ追加すればいいだけなので。

 

粉石鹸を洗濯物の上に直接入れ、洗濯スタート。

石鹸をお湯で溶かしたものをかけてもOKですが、粉をそのままかけるほうが楽です。洗いの最中に粉が溶けるので問題ありません。

合成洗剤用の投入口には入れないでください。投入口に溶け残りや泡が残ってしまいます。

オプション:アルカリ助剤、クエン酸、精油

粉石鹸といっしょに、2,3割の量の炭酸塩や過炭酸ナトリウムをいっしょに入れると洗浄力が上がります。既に含まれている粉石鹸もありますよ。

アルカリ性を強くしてたんぱく質や皮脂を落ちやすくしてくれます。(粉石鹸のアルカリ助剤について

ただ、シルクやウールなどのアルカリ性に弱い衣類は縮んだりして向かないので注意ですね。

 

石鹸洗濯 リンス 酢

クエン酸やお酢などの酸性はアルカリ性を中和し、洗い上がりをやわらかにしてくれます。

柔軟剤の投入口に、クエン酸を小さじ1/3を溶かした水や、お酢を入れるだけでOK。石鹸洗濯用のリンスとして市販もされています。

管理人はホワイトビネガーを白い容器に移し替えて使っています。入れるときにはお酢の匂いがしますが、洗い上がれば匂いの残りはありません。

 

石鹸洗濯 精油 アロマオイル

同じく柔軟剤投入口に精油を2、3滴たらすことで、ほのかな香りを楽しむことができます。

抗菌、抗ウイルス作用があるラベンダーやティーツリーがおすすめ。

 

縦型洗濯機での石鹸洗濯の方法

  1. 低水位で水を溜める
  2. 粉石けんを投入、撹拌する→モコモコ泡立つ
  3. 洗濯物を入れ、通常時まで水を追加して洗う
  4. 泡が消えてしまったら再度石けんを追加する(液体だと溶け残りが出にくい)
  5. すすぎは多め

です。ドラム式よりちょっと手数が増えますが…慣れます。

管理人宅は縦型→ドラム式に買い替えたため、詳しい画像がご用意できなく申し訳ありません。

 

最初に少ない水で粉石鹸だけを入れて撹拌(洗い)をすると、モコモコと泡が立ちます。
うまく粉が溶けないときは、お湯を入れたバケツなどに溶かしてから洗濯機に入れる方法もあります。

洗濯物をモコモコ泡の中に入れて包み込むような感じで洗うのです。

洗濯物を入れると泡が減りますが、多少は気にしなくていいです。
泡がほとんど消えてしまった場合は液体石鹸や溶かした石鹸を追加しましょう。粉石鹸を追加してもよいですが、洗濯機の撹拌機能だけでは溶け残りが出てしまう場合もあります。

 

石鹸洗濯で失敗しない3つのポイント

ドラム式、縦型に共通するポイントは3つ。

それはお湯で洗うこと泡立たせることしっかりすすぐ事

1.お湯で洗う(できれば)

お湯で洗うと石鹸分がよく溶け、泡立ちがよくなります。

お風呂の残り湯を入れたり、石鹸をあらかじめお湯に溶かして使うとよいです。

とはいえ、わたしは残り湯がなければ水道水で洗っています。
特に問題は感じませんが、冬場など水温が低い時は気をつかうと失敗しにくいです。

溶け残りは石鹸カスのもとなので、溶かすことが大事!

溶けやすさは石鹸の原料や水温、まぜ具合などで変わります。初心者向けの石鹸は溶けやすい粉石鹸の記事でご案内しているので、参考にしてくださいね。

2.泡を立てる

石鹸の洗浄力を引き出すにはある程度の濃度が必要です。泡で洗濯物を包むようにして洗います。

ドラム式洗濯機の場合は、泡消し機能がはたらいてアワアワにならないことがあります。表面に多少泡が立つくらいの量で使うとよいでしょう。

ドラム式 石鹸洗濯 泡

十分に泡立っている状態。これでも泡立ちすぎかも。
※粉石鹸30g弱に過炭酸ナトリウムを少し足し、残り湯で洗濯しているものです

3.すすぎ回数を増やしてスッキリ

すすぎで石鹸分をしっかり洗い流しましょう。

合成洗剤用にセットされたすすぎ回数では足りないので、1,2回増やす感じで。わが家は3回すすぎにしています。

ちゃんと洗い流せば石鹸カスも出ません。雑菌が繁殖しないので部屋干しでも臭いません。

 

石鹸洗濯の問題解決FAQ

石鹸洗濯でよくある疑問や質問にお答えします。随時追加。ご質問があればお問い合わせフォームからお気軽にお願いいたします!

石鹸カスとは?予防するには?

洗濯後に残る白いゴミのようなものは石鹸カス。粉石鹸の溶け残りや、水中のカルシウムと変化してできた水酸化カルシウムです。

体に悪いものではないですが、雑菌のエサ=繁殖するもとになるので出来ないようにしたいですね。

石鹸をよく溶かすこと、しっかりすすぐことで予防できます。コツをつかむと石鹸カスに悩むことはなくなります。

本当に汚れが落ちる?

落ちます。

石鹸の界面活性作用と弱アルカリ性の性質おかげで、皮脂、汗などの汚れを溶かし落としてくれます。

汚れがしっかり落ちるのであとから臭うこともありません。蛍光剤で白くみせかけることもしないし、安心して使えます。

ほんとうに石鹸で汚れが落ちるの?というかたは、ぜひこちらもどうぞ。醤油やワインなどの汚れがどうなるか、合成洗剤とくらべてみています。
石鹸と合成洗剤との汚れ落ち比較

タオルがゴワゴワしない?

ただ洗濯しただけだとゴワつきを感じることはあります。

石鹸だからなのかを知りたくて試してみましたが、合成洗剤でも石鹸でも同じように固くなりました。

石鹸洗濯での対処法は2つ。すすぎに酸性を入れて中和するか、干すときに空気を含ませるか。

すすぎの際にクエン酸を小さじ1/3杯ほど入れると、アルカリ性が中和されてゴワつきが軽減されます。干すときに20回ほどバサバサ振ったり、繊維と逆方向に撫でて空気を含ませてあげると更に効果的。

乾燥機能付きの洗濯機なら、脱水後に少し乾燥をかけると空気が入ってフワフワになりますよ。

コスパはいいの?

洗剤を使う量にもよりますが、だいたい石けん洗濯のほうが安く上がります。

石けん(シャボン玉スノール:粉せっけん)の場合。
水30Lに対して35g。1kgあたりAmazonで639円。→30Lで1回あたり18.25円。

合成洗剤(部屋干しトップ 洗濯洗剤 粉末 除菌EX)
水30Lに対して25g。900gあたりAmazonで送料なし320円程度。→30Lで1回あたり12.8円。+柔軟剤や漂白剤。

洗剤単体では合成洗剤に分がありますが、+柔軟剤などを使うと考えれば石けんが割安。
収納場所も少なく済みますよ。

硬水だと向いてないってホント?

たしかに硬水では石鹸の扱いが難しくなりがちです。

水の中のマグネシウムやカルシウムの量が多いと「硬水」とされるのですが、石鹸はマグネシウム・カルシウムと結合して「金属石鹸(石鹸カス)」になる特徴があります。

本来の石鹸の力が発揮できないんですね。

石鹸カスは洗い流せばOKとはいえ、できやすい環境であることは少し不利と言えます。

カルシウムとマグネシウム量が100g/1L以上で硬水、100g以下で軟水とされます。

自分の地域の硬度が知りたいときは、自治体の水道局のサイトを見るとわかる場合がありますよ。自宅の水道水を調べたいなら水質検査キットを利用してもよいでしょう。

日本はあからさまに硬水!な地域は少ないようですので、気にしすぎる必要はないとは思いますが…

 

ナチュラルなくらしには欠かせない石鹸洗濯

一度始めると、洗い上がりのすっきり感が癖になって洗濯物取り出すのが嬉しくなりますよ。

ナチュラル志向な方にはまず取り入れて欲しい洗濯方法です。

合成洗剤のCMにソワソワしていたのが嘘みたいに安定して使っていけます。一度お試ししてみてはどうでしょうか。

 

粉石鹸、箱や袋のまま保管していませんか?
効果的な保存方法と容器については以下の記事で詳しく!

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